ENGIE IT社が DXC TechnologyとServiceNow社と共に認定グローバルセンターオブエクセレンス (CoE) を立ち上げ

DXCの提供するアプリケーションサービスが、ENGIE IT社のコスト削減を図ると同時に、プロセスの簡素化とモダナイゼーション、従業員のエクスペリエンスの向上、イノベーションの実現を支援します。

フランス・パリ、 2020年7月24日付— 低炭素エネルギーと関連サービスを世界中で展開するENGIE (EPA: ENGI) グループ傘下のグローバルビジネスサポート事業ユニットであり、ENGIE グループのITやデジタルテクノロジー部門のグローバルパートナーとして活動しているENGIE IT社は本日、DXC Technology (NYSE: DXC) の協力の下、ServiceNow認定グローバルセンターオブエクセレンス (CoE) を立ち上げたことを発表しました。Engie IT社、ServiceNow 社、DXCの各組織から選ばれた50名近くのメンバーで構成されるこのCoEは、ENGIE グループ傘下の各事業ユニットのプロセスのモダナイゼーションを支援し、デジタルトランスフォーメーションを加速させる実践的なイノベーションを提供していきます。

ServiceNowの先進的なデジタルワークフロー機能を活用するこのCoEは、優れた柔軟性を備え、業界に特化したコスト効果の高いエンタープライズサービスマネジメント (ESM) ソリューションの展開を可能にします。ENGIE IT社は、ServiceNowの革新的な高性能ソリューションの導入を通じて、世界 50 カ国以上で活動する17万人超の従業員に、極めて高度なデジタルエクスペリエンスを提供します。

「デジタルテクノロジーは今や私たちの業務にはなくてはならない技術の1つです。デジタルテクノロジーがもたらす、生産性の向上、プロセスの自動化、コラボレーションの拡大、データインサイトの深化などの確かなメリットを知り尽くした当社には、ENGIEグループのデジタル化とその成功に向けた積極的なサポートを展開するという戦略的展望があります。ServiceNowセンターオブエクセレンスはこの戦略を推し進める上で欠かすことのできない重要な原動力の一部になります」と ENGIE IT社のゼネラルマネージャーであるMatthieu Pestel氏は述べます。

一方、DXCの副社長で南欧州地域を統括するゼネラルマネージャーであるPierre Brunoは次のように語っています。「当社のアプリケーションサービスは、お客様がコスト削減を図りながら進めるプロセスの簡素化やモダナイゼーションを強力にご支援します。Engie IT社との協業を通じて、同社のビジネスアジリティ、レジリエンス、運用効率を高めると同時に、同社が顧客と従業員に満足度の高い体験を提供できるように支援していきます」

ENGIE IT社 のCoEが提供するサービスがENGIEグループの事業ユニットと従業員に大きなメリットをもたらす

CoEは、まずEngie IT社の MyPortalソリューションを5万人を超えるENGIEグループの従業員に対して展開し、IT、人事、財務、調達、設備管理やサイバーセキュリティなどを含む様々な事業部門のビジネスプロセスのデジタル化を促進します。Engie IT社、ServiceNow社、DXCからそれぞれ選ばれたメンバーで構成されるCoEの共同チームが提供する競争力のある革新的なサービスは以下のとおりです。

  • ServiceNowソリューションの開発ならびに業界最高水準の導入手法、ITとビジネスの卓越した運用を実現
  • DXCが提供するDesign Thinkingアプローチをきっかけとして、極めて効果的なデジタルワークフローと従業員エクスペリエンスのユースケースの開発を促進するイノベーションラボを南北アメリカ、欧州、アジアの各地域に開設
  • ENGIE社の従業員エクスペリエンスの向上を実現するAI、チャットボット、ライブチャット、その他様々なバーチャルやリモート機能を備えた次世代ソリューションを導入

「ENGIE IT社が立ち上げたServiceNowセンターオブエクセレンスは、熟練したスタッフ、知的財産、革新的なソリューションやサービスを提供するユニークな組織です。ENGIEグループの各事業ユニットは今後、このCoEが展開するNow Platform®を全社的なデジタルトランスフォーメーションを加速させる基盤として活用できるようになります」とENGIE 社のアジャイルビジネスソリューション担当ディレクターであるOlivier Mollet氏は説明します。

また、南欧州地域におけるServiceNowソリューションの事業管理責任者であるDXCのNicolas Leszekは次のように語っています。「DXCがServiceNow CoEモデルのグローバル展開を推進する役割の一端を担えることを誇りに思います。ServiceNow社のグローバル戦略パートナーであるDXC は、Engie IT社に対して運用の効率化とビジネスを牽引するソリューションを提供していきます」

ENGIE IT社がENGIE IMPACT社のデジタルトランスフォーメーションの促進を支援

ENGIE Impact社は、持続可能性を実現するソリューションやサービスを全世界の企業、自治体、政府機関に提供しているENGIEグループ傘下の関連会社であり、CoEの恩恵を大きく受ける同グループの事業ユニットの1社です。

ENGIE Impact社の情報テクノロジー担当副社長であるMark House氏は次のように述べます。「持続可能性を担保する大規模なトランスフォーメーションは、デジタルソリューションが基盤となります。この取り組みは非常に複雑で、ビジネスのあらゆる側面に影響を与えます。ENGIE IT 社が展開するServiceNowセンターオブエクセレンスは、運用の効率化を推進し、提供可能なITサービスの品質を測る上で非常に重要な役割を果たすNow Platform®の導入を容易にする極めて高い水準の環境を提供します」

また、ENGIE IT社のServiceNowセンターオブエクセレンスの総責任者であるBirama Traore氏は次のように語っています。「ENGIE Impact社とのコラボレーションは、私たちがいかに投資利益率の高い体系的な導入手法でITワークフローの変革をわずか数週間で実現できるかを示す好例です。グローバル戦略パートナーのDXC Technologyと組んでServiceNowのソリューションに精通した専門家で構成されるサポートチームの力を借りることができるようになったことで、 今後ENGIEグループの各事業ユニットが世界各地で計画する戦略的なITプロジェクトをほんの数日間で実行できるようになります」

DXC Technologyについて
DXC Technology (NYSE:DXC) は、最新のIT環境への刷新、データアーキテクチャの最適化、パブリック・プライベート・ハイブリッドクラウド全体に渡るスケーラビリティとセキュリティを実現しながら、ミッションクリティカルなシステムを支え、グローバルに広がるお客様のビジネスをご支援します。数十年に渡りイノベーションを推進してきた実績と共に、DXCはエンタープライズテクノロジースタックを展開し、競争力や業務パフォーマンス、顧客体験価値のさらなる向上といった課題に挑む世界大手企業のお客様の信頼を獲得しています。DXCのストーリーやお客様、従業員、業務に関する取り組みについて、詳しくはwww.dxc.comをご覧ください。日本におけるDXC Technology についての詳細はwww.dxc.com/jpをご覧ください。

ENGIE IT社について
ENGIE IT 社は、低炭素エネルギーと関連サービスを世界中で展開するENGIE (EPA: ENGI) グループ傘下のグローバルビジネスサポート事業ユニットで、ENGIE グループのITやデジタルテクノロジー部門のグローバルパートナーとして、ENGIE グループ傘下の各事業ユニット内のIT環境の構築と運用やデジタルトランスフォーメーションを推進するプロジェクトに従事しています。グループ全体の運用の効率化を推進するサービスやソリューションの提供を通じて、ENGIEグループのトランスフォーメーションを可能にする連結性の高い協働環境の構築を進めています。

本稿は、読者の便宜を図る目的で翻訳されたものであり、法的効力を持ちません。資料としてのご利用・引用に際しては、原本(英語)をご参照頂きますようお願い致します。原本(英語)はこちら

Ingrid Cornaire
マーケティング&コミュニケーションズ本部長
DXC Technology、フランス
+33 6 33 64 68 37